家賃保証の営業。上司に陥れられて、理不尽なノルマと職場環境に圧し潰された話

家賃保証の営業。上司に陥れられて、理不尽なノルマと職場環境に圧し潰された話

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
29歳

【当時の職業】
家賃保証の営業

【当時の住まい】
実家の一軒家で両親と同居していました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
新卒で入った会社を短期離職してしまい、その後必死に転職活動を行った結果、何とか内定を頂いた会社でした。

【環境と仕事内容】
社員数は自分の支社は社員10名、パートの方4名ほどでした。
家賃保証というのはマンションやアパートに住む方が、何かしらの事情で家賃を滞納された際に、
こちらの会社の家賃保証に加入している方でしたら、未払いの家賃を最大半年分ほど肩代わりして大家様にお支払いするというものです。
また、家賃滞納された方に大家様に代わって督促を行いますので、大家様からしたら信用が低い方を住まわせてもリスクを極限まで無くすことができるというサービスです。
督促しても賃料を未払いの方は状況次第では訴訟するというものでした。

【大変だった時期】
入社して最初から大変でしたが、特に大変になったのは営業に出れるようになってからです。




【大変だったこと】
入社した直後に軽いいじりなどはありましたが、営業に行くようになってからが大変でした。
まず、関西の支店だったので、大阪や兵庫を中心に活動をしている会社で、私は兵庫の担当になりました。
兵庫県は大阪と比べても明らかに不動産会社の数が少ないうえに、別の上司と二人で兵庫の担当をすることになりましたが、明確な担当地区の区分けなどもなく、自分の裁量で営業をかけることすらできない状況でした。
なので事前に直属の上司にこの店舗に行っても良いかの確認をしなければいけませんが、上司も自分の数字などを考えて、自分が行こうと思っていた、もしくは行きたいと思っていた店舗には行ってはいけない言われてしまうので、行ってもあまり意味のないような所や、たまたまできた新店舗などにしか営業活動を行えませんでした。

【大変だった期間】
約半年ほど働いていたましたが、その間はずっと続いていました。




【当時の心境】
なぜ自分だけこんな目にあわないといけないのか、一体何をしたのか、どうすればこんな目にあわなかったのか、これからどうしたら良いのか、そういうことばかりが頭をめぐり続けて、吐き気や上司たちへの憎しみで毎日感情が支配されていました。

【職場が大変だった原因】
最初の営業に出た月の目標を未達成だった際に、先輩に飲み会に誘われて、そこに視点で一番偉い部長が来ていましたが、
そこでの自分の態度が気に入らなくて過剰な目標を設定したと後日先輩に漏らしていたそうでした。




【仕事で良かったこと】
お客様への営業を行っている最中は非常に厳しい声を頂くこともありました。
その中でも何度もその店舗に通う内に、少しずつ心を開いて下さるお客様がいたときや、
苦労して契約をしてくれるまでの関係構築が出来たときだけはやりがいを感じました。




【特にひどかった最悪の出来事】
直属の上司の裁量で僻地の店舗やかなり見込みの薄い店舗などにしか営業に行くことができない状況で営業に出た初月に例年のノルマを達成することができませんでした。
そしてその翌月にはなぜか僕のノルマが例年の倍のノルマを課せられるようになってしまいました。
理由を尋ねても今までが温すぎた、今ならこれくらい簡単に行けるだろうとしか回答されませんでした。
会社の決まりで、直行で営業に行くことができず、また、不動産会社様への営業も18時ごろまでしかしてはいけないという決まりや、電話でのアポイントを取ってはいけないという決まりもあったので、大阪から兵庫へ毎朝会社から営業に行く際にアポなしでかつ最初の店舗まで1時間以上かかることも当たり前で、大阪で例年のノルマを達成していた先輩方より、時間的にも営業に行ける店舗数的にも厳しい状況に追い込まれてしまいました。




【相談した人・助けてくれた人】
会社の先輩たちには相談しましたが、自分たちとは状況や目標が違うので、どうしたら良いのかわからないという回答しか貰えず、相談しても何も解決することはできませんでした。
同情的な声をかけてくれることだけが数少ない心の支えでもありました。

【改善のための行動】
1件でも多くの営業先を確保するために事前に確実に行くお客様、状況次第で向かうお客様をピックアップしたリストを作成して、いくつかのルートパターンを事前に考えて、ご飯の時間なども移動しながらで済ませられるようにする。
先輩に営業の質問や、ロールプレイングのフィードバックを頂いたりしていました。




【現在の状況と心境の変化】
あの頃は追い詰められており、また、自分も会社の新人という立場で一方的に苦しい想いをしていましたが、今は無関係になったことにより、明確に上司への怒りがあります。
地元が近くなので1年に1度ほど外で見かけることがありますが、その度に何かしらの復讐をして相手の幸せな生活に何かしらのダメージを与えたいという気持ちになりつつ、それを抑えているという心境です。

【学んだこと】
初めて人生では自分の力だけではどうにもならないことがあることを知りました。
また、世の中は弱肉強食であるということを強く意識するようになりました。



【当時の自分へのアドバイス】
自分を責めることはせずに自分の精神を追い込まないようにと伝えたいです。
どんなに辛いことがあっても、全て自分の行動の結果でそうなるわけではなく、世の中には自分の力だけではどうしようもないこと、人の悪意で弱いものはどうにでもなってしまうことがあるので、自分の力がない部分を呪うこともできるが、新卒を短期離職した自分にそこまでの力はないので、仕方ない。
気にするなと言ってあげたいです。