【テレアポ営業】高収入を目論み飛び込んだ華やかそうな営業の世界。しかしそこは、今まで経験したことのない出来事や感情と戦っていく物語の始まりだった

【テレアポ営業】高収入を目論み飛び込んだ華やかそうな営業の世界。しかしそこは、今まで経験したことのない出来事や感情と戦っていく物語の始まりだった

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
テレアポ営業

【当時の住まい】
実家のマンションで家族と同居していました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
一言で言うなら、伝える力を養いたいと言う想いから就職を決めました。
テレアポは、電話で営業をかけていく仕事ですから当然発する言葉のシンプルさ、声のトーンなどがものを言う仕事です。
その環境に身を置き、言葉だけで相手に物事を伝える力を高めたいと考えました。

【環境と仕事内容】
法人携帯を扱う部署に配属され、勤務時間はひたすら電話しまくることが当時の仕事でした。
1時間に20コール、1日で200コールすることが求められる過酷な仕事でした。
どの部署に配属されようが、最初は商材関わらずひたすら電話をかけ続ける事が業務なので他の従業員もずっと架電をしていました。
役職が上がれば上がるほど電話をかける仕事から離れられるので、いつかその地位に自分も立つんだという強い心がないと、色々と持たない環境だったと思います。

【大変だった時期】
大学新卒で就職し、配属後1ヶ月程経ったあたりが大変でした。




【大変だったこと】
1. 自分の考えを何一つ試させてくれなかった事。
→テレアポ営業は正直数打ち当たれと言う考え方です。
それに嫌気がさした自分は、予め与えられたリストをベースに、「どの業種に刺さりそうか、アプローチはどんな言葉を使おうか」と言う仮説を立てる時間を作っていました。
しかしそれを見た上司は「時間の無駄だからやめろ」と言うだけで私の行動動機を聞いてくれることすらなかったです。
自分の考えを発信できないもどかしさと、その会社の考え方の浅はかさにフラストレーションが溜まっていたので大変でした。
2. 商材教育がほぼなかったこと
→入社後、配属1ヶ月目はひたすら研修でした。
しかしこれは商材の研修ではなく、マナーや営業の極意等を学ぶためのものでした。
もちろんそれらは社会人として必要な要素なので有意義でしたが、肝心の案内する商材に関する研修がほぼなかったことは苦労しました。
わからない事を聞いてもその反応は上司の機嫌次第。
それが悪い時に質問すると、「なぜ知らないの?」と言わんばかりのテンションで対応される始末。
全て自分で解決しろと言う風潮に食らい付いていくことは精神的にもかなり負担をかけたなと今は振り返っています。

【大変だった期間】
入社後?半年




【当時の心境】
得られるものを得たらすぐに辞める。
これを強く心の中で思っていました。
社会人になりたてとはいえ、想像以上に肉体的にも精神的にもストレスを欠けていることは当時も薄々感じていたため、長くいるべき職場ではないと早めに見切りをつける事が出来ました。
寧ろ、早く辞めるためにたくさんの知識等を学んでいこうと言うモチベーションを保つきっかけにもなっていました。

【職場が大変だった原因】
以下の4点だと考えます。
・会社の体質
・上司の質
・会社の保有する営業チャネルの古さ
・気合いのマインドを最上と位置付ける浅はかな会社の考え




【仕事で良かったこと】
・ごく稀に受注が獲れた瞬間
→テレアポ営業のため、受注0なんていうのは日常茶飯事。
酷い時は1ヶ月ひたすら電話しても獲れない時もありました。
ただそんな状況だったからこそ、ごく稀に獲れた貴重な受注には素直に喜びを覚えていました。
また達成感も感じていました。




【特にひどかった最悪の出来事】
・部署移動を志願した際「それは仕事ができないからだ」と言われたこと。
→テレアポ営業を続けて3ヶ月ほど経ったある日、遂に自分に限界が来てしまいました。
電話をかける事が怖い、かけようとすると涙が溢れそうになるなど、明らかに体から拒否反応が出るようになりました。
それを素直に上司に伝え、テレアポを行わない部署への志願したところ受け入れてもらえなかったです。
加えて「仕事には、できるかできないかの概念しかない。
不向きだから異動させてくれというのは仕事ができませんと言ってるようなもの」
と言われて絶望を覚えました。
そんな上司に話をする時間ももったいなかったとすら思え、仕事へのモチベーションが皆無になった事を今でもはっきりと覚えています。
しかし時間が経った今では、自分はそんな上司にはならないようにするという学びにつながるきっかけになった出来事です。




【相談した人・助けてくれた人】
・友人、家族
→ひたすら愚痴に耳を傾けてくれた事がありがたかったです。
普通、人の愚痴話を不快感を覚えるにも関わらず、嫌な顔一つせず私の話に傾聴してくれた事でなんとか職場に向かう事が日々できていたのではないかと思います。

【改善のための行動】
・できなかった事、できた事を日々メモに書くこと。
→一つでもいいから、必ずその日できた事をとできなかった事をメモに書く事を心がけました。
できた事は自身で褒め、できなかった事はどんなアクションを取れば改善につながるかという事も記すようにし、弱点を克服していきました。




【現在の状況と心境の変化】
今では、ストレスを感じなくなりました。
理由としては転職活動を本格化させており、近々現職場を離れる事が確定的だからです。
「どうせ辞めるから気にしない」と言う考えは最強です。
加えて今では業務内容も変わり、アポ取得済みの既存客に訪問し、そこで売り上げに繋げる仕事をしています。
業務内容と近々の退職と言う2つの理由から、今ではストレスフリーな日々を送っています。

【学んだこと】
・本気で取り組んでも無理なものはさっさと辞めること
・自分がなりたい上司像の確立
「気合い」だけで乗り切るのは頭が悪いこと
・電話営業はもう時代錯誤だということ
・弱みが強みになることはないということ



【当時の自分へのアドバイス】
頑張りすぎないということ。
ずっとアクセル全開で働くと早い段階で限界が来てしまうという事を当時の自分に伝えたいです。
日々60%の力で働き、いざという大事な瞬間だけ本気を出すという働き方にシフトした今だからこそわかるアドバイスだと思います。
同時に、いつでも100%で仕事に向き合う姿勢は「真面目である」という性格が見え隠れしていると言い換えることもできます。
そんな自分の強みも当時の自分にアドバイスしてあげたいです。