【太陽光の個人宅への飛び込み営業】結果が出ないほどに拘束時間は長くなっていき、さらに給与面でもひどくなる。営業職なんてやめてしまえ

【太陽光の個人宅への飛び込み営業】結果が出ないほどに拘束時間は長くなっていき、さらに給与面でもひどくなる。営業職なんてやめてしまえ

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
39歳

【当時の職業】
太陽光の個人宅への飛び込み営業

【当時の住まい】
元々の実家に一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
その他





【就職のきっかけと経緯】
友人からの紹介で。
当時の僕はフリーランスになったばかりで収入が激減したため、焦りから就職しました。
努力次第では十分に稼げると言われたのも動機の一つでした。

【環境と仕事内容】
太陽光パネルと蓄電池セットでのご案内。
個人宅のインターホンを押して、アポを取るまでの仕事でした。
各支店には支店長を含めると507人ぐらい。
営業エリアを支店長が決定し、車で現場へ。
その後、コンビや個人に分かれて個人宅を訪問。
当然のことながら招かれざるお客さんなので、相手の反応は悪いものばかりでした。
給料は契約を取れば多少の歩合はもらえるものの、役職が上がらなければ最低時給にも及ばない程度。
休みも公休は月に506日ぐらいで拘束時間も長く、営業エリアが遠ければ、朝早くから出勤して夜遅くに帰るという疲れも取れないし、メンタルもかなりやられてしまう状態でした。

【大変だった時期】
新人研修が終わり、現場に出るようになってから。




【大変だったこと】
表面上は、上司や役員の態度や言葉遣いは非常に優しいものでしたが、営業職なので結果が全て。
新人でも結果が出なければ地方へと転勤になることもあり、場合によっては他の課に移動させられることもありました。
僕も新人の頃、現場に立ってまだ2週間ほど、まだ独り立ちできていないのに、契約まで結びつくアポが取れていないので、遠くの支店に飛ばされそうになりました。
上司や役員たちは表面上で優しいのですが、裏の方ではかなりな言葉を吐いていたようです。
また、夏場の営業は地獄でした。
日焼け止めは必須で塗っていましたが、顔は真っ黒に焼け上がり、水分補充もしっかりとしていたのに脱水症状で倒れました。
さらに、営業稼働時間を勤務時間だと勘違いしていたようで、新人研修では実質5時間労働ぐらいと説明されていましたが、通勤時間を除いても拘束時間は10時間はありました。
休みも少ないため、とてもではないけれど給料とは遠く見合わない仕事だと感じました。

【大変だった期間】
これ以上は持たないと感じ、4ヶ月でやめました。
なお、1ヶ月と持たずにやめていく人も多かったです。




【当時の心境】
体力が落ちてくると、どうしてもメンタル面でも落ちてきます。
さらに個人宅への飛び込み営業だったので、相手からは嫌な目で見られますし、ひどいのだと汚いものでも見るかのような目で見れます。
これがさらに追い討ちをかけてきてメンタルがやられそうになり、心療内科での受診も考えました。
もう少し止めるのが遅かったら、もしかすると最悪な選択をしていたかもしれません。

【職場が大変だった原因】
休みが少ない上に給料も安い。
さらにメンタルがやられてしまうことです。
さらに、上司や役員は優しく接してきますが、最終的には「気合いだ!」という精神論をかざす体質も原因だと思います。




【仕事で良かったこと】
福利厚生だけはしっかりとしていました。
社保は当たり前だとしても、住宅手当が出るのはありがたと感じました。
また、契約まで結びついた時にはやはり嬉しいものがありましたし、時には優しいお客さんと話すこともできたので、そこは楽しかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
「2回断られるまでは前に進む」と教えられていたので、とあるお宅の奥様にインターホンで断られても頑張っていたところ、出てきたのはいかつくて、カタギには見えないタイプの旦那さんでした。
「断ったよな?」とかなり凄まれて、上司を呼んで来いだの、責任者を連れて来いだの、30分近くも罵声を浴びせられたことです。
こちらとしては、インターホンで強引に呼んだわけでもなく。
そこまで言われるようなことはしていなかったのですが、過去一番にむかつきましたし、過去一番の最悪な出来事でもありました。
おそらく、個人宅に飛び込み営業をしたことがある人なら、一度は経験することなのではないでしょうか。
あれから仕事でもないのにインターホンを押すのがしばらく怖かったです。




【相談した人・助けてくれた人】
「困ったらすぐに相談する」という仕組みが会社に出来上がっていました。
その点では良かったと思いますが、最終的には気持ちの問題なので、これといってタメになる言葉はなかったです。
愚痴をこぼせる相手はいなかったです。
というのも、マイナス発言をするのは会社で禁じられていたからです。

【改善のための行動】
「こんな会社、やめてやる」と思ってからは、だいぶ気楽にやれました。
それからは不思議なものでアポも取れるようになったり、契約まで結びついたりしました。
本当にその会社で働くのは嫌なのなら、さっさとやめてしまうのが一番です。




【現在の状況と心境の変化】
会社はやめて半年ほど経過して、今ではフリーランスとして活動しています。
おかげでメンタルはだいぶ鍛えられたのか、断られてもあまり凹まないですし、それまでは知らなかった営業の大切さや、やり方がわかったのは大きな収穫です。
給料も安かったので、正直な話、それぐらいなら会社に頼らずとも稼げることもわかったので、今では気楽にやっていますし、精神的にも問題ありません。

【学んだこと】
本気で営業が好きなのであれば、結果を出した分だけの見返りはあるのでしょう。
向いている、向いていないに関しては分かりませんが、やる気次第では誰でもできる仕事でもあると感じました。
ただし、メンタルがやられてしまって本気でまずい状態になる前に、「まだ大丈夫」なんて思わずに止める決断をしてほしいです。
メンタル面で「まだ大丈夫」は、間違いなくもう限界の状態だからです。



【当時の自分へのアドバイス】
友人からの紹介だからといって、簡単に就職しないこと。
気になるのならしっかりと説明を聞いてから判断をすること。
辛いのだったらさっさとやめてしまうこと。
あの程度の会社ならいくらでもあるし、働き口は想像以上にあるんだということ。
それ以上に、今までに自分が積み上げてきたものや経験を活かせば、フリーランスでも十分に仕事はあるんだということ。