【証券会社のリテール営業】証券会社での飛び込み営業で昔ながらの日本企業を実感し、時代の差を感じた話。

【証券会社のリテール営業】証券会社での飛び込み営業で昔ながらの日本企業を実感し、時代の差を感じた話。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
24歳

【当時の職業】
証券会社のリテール営業

【当時の住まい】
実家のマンションで両親と3人で暮らしていた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
自分は元々人見知りだったので、そんな自分を変えたく厳しい業界で飛び込み営業をすることで人見知りを克服したかった。

【環境と仕事内容】
基本的には飛び込み営業で、自分の担当エリアを片っ端からインターホンを押していきます。
扱う商材は株、投資信託、債券などの金融商品が中心です。
平日の朝から夕方まで飛び込み営業を行うので、お客さんは高齢者が中心です。
土日祝は休みですが、ノルマの状況次第で残業はあります。
給与は年功序列に近く、自分は世間一般より低いぐらいでした。

【大変だった時期】
2年目で転勤になってから大変だった。




【大変だったこと】
まず飛び込み営業を夏でも冬でも永遠と行います。
夏だと汗だくになりながら、日焼け止めをいくら塗っても意味がないぐらいの日焼けをします。
冬はポストにチラシを入れる際などに指を紙で切ったり、逆剥けになることは当たり前です。
飛び込み営業のため、そもそもお客さん自体が出てこないことがほとんどになります。
また出てきても怒鳴られたり、自分は缶コーヒーを思いっきり投げられたこともあります。
目標数字に関しては300人ぐらいの同期の中で10人も達成してないぐらいの目標数値になってます。
また、社内でもパワハラは当たり前で、常に怒鳴り声が響いていました。
時にはデスクを叩く音や椅子を蹴る音などが聞こえておひ、全てが大変な職場でした。

【大変だった期間】
3年弱程度




【当時の心境】
最初はストレスや嫌悪感などもありましたが、途中からは感情を持つことをやめて、考えることをやめました。
しかし、そんな中でやはりお客様から感謝や、応援された時には嬉しい時もありましたが、嫌なこと、辛いことの方が多かったと思います。

【職場が大変だった原因】
会社の体質だと思います。
そもそもがパワハラが当たり前の状態を放置しているのも不思議ですし、よく聞く「オレらの若い頃は…」というセリフがあったため、そういう文化なのだと思います




【仕事で良かったこと】
やはり金融資産の運用をサポートする仕事になりますので、お客様に勧めた商品が値上がりし、お客様が儲かった時が嬉しいです。
またそういう時にお客様から感謝や次の商品についての打診をいただくとやりがいを感じれました。




【特にひどかった最悪の出来事】
ある時に大型の新規公開株式があり、お客様からの問い合わせがかなりありました。
会社的にも、自分的にもお客様に優先的に勧めて本当にたくさんのお客様に大きな金額で購入いただきました。
しかし、いざ新規公開株式が市場に出て、値段が付くときに買った金額を下回り、値下がりからスタートいたしました。
もう株の動きを見るだけで手が震えるぐらいお客様の資産が減っていく気がしていました。
支店では電話が鳴り止まず、いろいろなお客様からお叱りの言葉や、心配されてる声を聞きました。
もちろん私が担当するお客様からも同じような言葉をいただき、中には別の証券会社に全て移管されたお客様もいました。
1ヶ月ほど新たな契約が取れない状態が続き、本当に苦労しました。




【相談した人・助けてくれた人】
一年目の時の同期が仲が良かったのでよく愚痴を言い合っていました。
みんな各地方の支店で勤務する中で、同様に飛び込み営業をしていたので、外にいる間に電話で愚痴を言い合っていました。
自分が聞くことも多々あり、お互いのストレス発散になっていたと思います。

【改善のための行動】
最初は色々工夫をしようと思い、話し方や提案する商品など色々と考えたりもしました。
しかし、仕事を続けていく中でこの会社は自分が変わっても会社自体が変わらないなと思い、今の仕事には何も考えずに転職について考えるようになりました。




【現在の状況と心境の変化】
約4年が経ち、現在3社目になりますが、どの企業でも営業を続けています。
その中でも2社目、3社目は本当に満足しており、日々学ぶことも多いです。
2社目は大手人材会社で、BtoBの営業について一から学ばせていただきました。
3社目はITのベンチャー企業で一から発展させていくことに実感とやりがいを感じています。

【学んだこと】
気持ちの切り替えについて学びました。
無理なものは無理ときっぱりと諦めて心に整理をつけて、次へ次へと進める意識を持てるようになりました。



【当時の自分へのアドバイス】
まず、新卒採用の時に業界を最初から絞らずに幅広く見て多くの知見を得てください。
それで選んだ会社なら自己責任だと諦めもつくでしょう。
しかし、そこですぐに落ち込む必要はなく、次のステップだと考えて学べるとこは学び、無理なものは無理という考えを持って次の会社や自分にあった職種を見つけてください。
そうすれば成功すると思います。